「梅」は日本の伝統的な食材として、古くから愛されてきました。
その歴史は古く、日本では奈良時代からおやつや保存食として重宝していたそうです。
これだけ長い間食べられ続けている大きな要因は、梅に含まれる栄養素にあります。
梅の栄養面での大きな特徴は、有機酸が多く含まれている点にあります。
有機酸とは酸味のもとになったり、酸化防止などの効果がある物質です。
梅には疲労回復などに有効なクエン酸、リンゴ酸、コハク酸、酒石酸、など様々な有機酸が含まれているんです。
特に梅の酸っぱさの元であるクエン酸は唾液の分泌を促して食欲を増進させるばかりでなく、胃液やその他の消化酵素の分泌を高めて消化吸収を助けてくれます。
さらに糖質の代謝を促し活性化させる働きがあるため、栄養素をエネルギーに変換する働きをスムーズにしてくれます。
そのため、腰痛や肩こりなどの緩和、老化防止、疲れにくい体づくりにも役立つことが期待できるんです。
またそのほかにも、タンパク質やビタミン、カルシウム、カリウム、リン、鉄などのミネラルも豊富に含まれており、これは他の果実に比べても多いとされています。
このように梅には身体全体を健康にしてくれる嬉しい効果が詰まっているんです。
梅はアレンジのしやすい食材ですから毎日の少しずつでも取り入れるのがおすすめですよ。
当園では配送の際に商品と一緒にアレンジレシピを同封しておりますので、ぜひ参考にしてみてくださね。